グロースハッカーとは何か?
グロースハッカーという言葉を聞く機会が最近増えてきましたが、この グロースハッカー とはどういう人たちなのかが、まだピンと来ない人も多いと思いますので、 グロースハッカーとは何か?どんな人たちのことを指すのか? について書きたいと思います。
ここでは、 プロダクトやサービスのグロース(成長)にフォーカスし、製品のマーケティングや全社的・長期的な戦略の課題を華麗に解決する人物 をグロースハッカーと呼ぶことにします。 そうすると、「グロースハッカー」ならば「エンジニア」の図式が必ずしも成り立つとは限りません。しかし、 課題を華麗に解決する ために、テクノロジー(技術)を用いることで解決できるケースが増えてきているため、エンジニア出身の人間の活躍が目立ってきているのだと思います。
特に、最近の技術発展は目覚ましく、広告技術や、機械学習・統計学、ビックデータ、ソーシャルネットワークの普及、A/Bテスト(バンディット・アルゴリズム)などなど、今まで技術的な部分がネックで発達できなかったものが、どんどん脚光を浴びる状態となっています。
ただ、グロース(成長)させるべき企業が、
- B2Bの仕事がメインでなのか、B2C事業がメインなのか。
- 日本国内のみをターゲットとするのか海外市場もターゲットに含まれているのか
- 商品単価がいくらくらいのものなのか
- 商材は何なのか
など、どういった属性を持っているかによってやるべきことは変わってくると思います。しかし、他社の成功事例・失敗事例などを参考にし、自社(グロースさせたい企業)との違いを明確にし、その事例が応用できるものなのかを考えたり、実験したりして素早く検証する、ということがグロースハッカーがやるべきことの1つになるかもしれません。